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烏山民俗資料館企画展 「草木を編む 自然素材の日常用具」

このイベントは終了しました
2020年7月6日(月)~10月13日(火)

■展示概要
ひとびとは、身近な環境に存在する草や木などの素材の特徴を知り、加工する技術を生み出すことで、これらを利用した日常用具を作りはじめました。
中でも自然素材を「編む」という技術は、柔軟で脆弱な素材を打ち違えて組むことで、その大きさや形などを使用する用途に合わせて自由に変化させることが可能です。
この身近な自然を利用するという最も素朴な技能といえる「編む」技術を利用して、籠(かご)などの容器だけでなく衣服や履物などさまざまな日常用具が世界各地で誕生しました。
本展は、このような草木を利用して編まれた日本各地およびアジア地域の日常用具を紹介する展覧会です。
出展した日常用具をみると、生産技法の上では同様の編み方、つまり類似した技術が各地に存在することがわかります。また、使用目的においても類似した用途が各地に存在しています。しかし、これらは技術や用途は類似していても、製作される地域の自然環境によっては採取される製作素材に違いがあります。さらに、地域ごとに存在する生産者や利用者などから生じる、さまざまな価値観を反映して誕生した、創造性豊かな用具の形態を見ることが可能です。
■展示点数 日本各地、アジア地域の草木を利用して編まれた日常用具 約50点
■主な展示品 しょいかご(山口県下関地域)、かるい(宮崎県高千穂地域)、ティール(鹿児島県奄美大島)、アンツク(沖縄県八重山地方)、チェイ(韓国)、背負籠(インドネシア、フィリピン、マレーシア)など

URL:http://www.karasuyama-museum.jp/

会場下関市烏山民俗資料館
http://www.karasuyama-museum.jp/
〒759-6301 山口県下関市豊浦町川棚5180

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入場料/料金

無料

お問い合わせ

烏山民俗資料館

info@kawatana.com

TEL 083-774-3855 / FAX 083-774-3856
特記事項電話番号とファックス番号は川棚の杜と共通番号となります。

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