小松理虔riken×奥田知志tomoshi W刊行記念トークイベント 「我、この地で何を思い、人に関わってきたか」
小松理虔(りけん)さんの新刊『小名浜ピープルズ』(里山社)は、東日本大震災後、地域の課題に何らかの形で関わる地元・福島県いわき市小名浜の友人や知人に話を聞き、普段は話さないような胸のうちを聞くことで、小松さん自身が目を開かされていく過程を綴ったエッセイです。奥田知志さんの新刊『わたしがいる あなたがいる なんとかなる 「希望のまち」のつくりかた』(西日本新聞社)は、NPO法人抱撲の理事長を務める奥田さんが、福岡県北九州市の困窮者支援の居場所「希望のまち」を目指すに至るまでの過程を綴った本です。
製鉄所と炭鉱のまちとして栄えた福岡県北九州市と福島県いわき市。日本のエネルギー供給地として労働者を集めたこの2つのまちで、お二人は寛容さをもち、自分自身を更新しながら社会の課題に取り組んでいるように見えます。既存の枠組みから離れ道なき道を模索するお二人が心がけていること、課題を抱える人と接するときに心がけていることなど、どのように考え、現在に至ったのか。お二人のあゆみの軸となるような2冊の本を通し、その道程を語っていただきます。(文責:里山社)
主催:里山社/共催:NPO法人抱撲、西日本新聞社
<プロフィール>
小松理虔(こまつ・りけん)
1979 年福島県いわき市小名浜まれ。法政大学文学部卒業後、福島テレビ報道部記者、かまぼこメーカー広報などを経て2015年独立。小名浜でオルタナティブスペース「UDOK.」を主宰しつつ様々な分野の企画や地域のプロジェクトに携わる。18年『新復興論』(ゲンロン)で大佛次郎賞受賞。著書に『地方を生きる』(ちくまプリマー新書)、『新地方論』(光文社新書)、『新復興論 増補版』(ゲンロン)。共著に『ただ、そこにいる人たち』(現代書館)、『常磐線中心主義 ジョーバンセントリズム)(河出書房新社)、『ローカルメディアの仕事術』(学芸出版社)。
奥田知志(おくだ・ともし)
1963年生まれ。NPO法人抱樸理事長、東八幡キリスト教会牧師。関西学院大学神学部修士課程、西南学院大学神学部専攻科をそれぞれ卒業。九州大学大学院博士課程後期単位取得。1990年、東八幡キリスト教会牧師として赴任。同時に、学生時代から始めていた「ホームレス支援」に、赴任地の北九州でも参加。事務局長等を経て、北九州ホームレス支援機構(現 抱樸)の理事長に就任。これまでに3700人以上のホームレスの人々の自立を支援。著書に「『逃げおくれた』伴走者」(本の種出版)、「助けてと言える国へ」(茂木健一郎氏共著・集英社新書)、「ユダよ、帰れ」(新教出版社)、「伴走型支援」(有斐閣)など。
※会場ではトーク後、サイン会も開催します。書籍の販売もございますが、事前にご購入いただいた書籍にもサイン致します。
会場 | 東八幡キリスト教会 https://www.higashiyahata.info/access/ 〒805-0015 福岡県北九州市八幡東区荒生田2-1-40 西鉄バス「七条」バス停から徒歩3分 ※Googleマップの仕様により場所名が異なって表示される可能性があります |
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入場料/料金 |
有料 参加費: 1300円 |
お申込み | フォームからお申し込みください(先着50名) https://forms.gle/VHotLVWbt1q53bb78 |
お問い合わせ |
NPO法人抱樸(ほうぼく) TEL 093-653-0779(平日9:00~17:00) |