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座敷雛人形のまち飯塚で行われる「いいづか雛のまつり」。市を代表するイベントに成長

座敷雛人形のまち飯塚で行われる「いいづか雛のまつり」。市を代表するイベントに成長
座敷雛人形のまち飯塚で行われる「いいづか雛のまつり」。市を代表するイベントに成長
座敷雛人形のまち飯塚で行われる「いいづか雛のまつり」。市を代表するイベントに成長
座敷雛人形のまち飯塚で行われる「いいづか雛のまつり」。市を代表するイベントに成長
通年イベント

筑豊に春の訪れを告げる「いいづか雛(ひいな)のまつり」は、毎年2月中旬から3月下旬にかけて開催される、飯塚を代表するひな人形のお祭りです。歴史と文化が息づく町並みに、美しく華やかな雛人形が飾られ、市内各所が優しい春色に包まれます。

メイン会場となる旧伊藤伝右衛門邸をはじめ、飯塚市歴史資料館、庄内ハーモニー、飯塚商店街、千鳥屋本家、ひよ子本舗吉野堂など、市内各地で趣向を凝らした雛飾りが展示され、それぞれ異なる魅力を楽しめます。豪華絢爛な座敷雛から、老舗菓子店ならではの和のしつらえ、地域に受け継がれてきた雛人形まで、飯塚の歴史と人々の想いに触れられるのも、この祭りならではの魅力です。

古くから宿場町として栄え、炭鉱の時代には多くの富と文化が集まった飯塚。そんな町だからこそ大切に受け継がれてきた雛人形が、春の訪れとともに今も町を彩っています。歴史ある建物や商店街を巡りながら、飯塚ならではの雛文化をゆっくり楽しんでみてはいかがでしょうか。


●旧伊藤伝右衛門邸の座敷雛

メイン会場となる旧伊藤伝右衛門邸では、20畳もの大広間いっぱいに広がる豪華な「座敷雛」が展示されます。毎年テーマに沿って作り込まれる幻想的な世界観は圧巻で、色鮮やかな雛人形や花飾り、小道具が織りなす華やかな空間を楽しめます。明治・大正期の近代和風建築と優美な雛飾りが調和し、まるで物語の中に入り込んだような気分を味わえます。

●お雛様変身コーナー

期間中の土日祝日には、「お内裏様・お雛様変身コーナー」も開催されます。子どもから大人まで気軽に十二単風の衣装を体験でき、簡単な着付けで本格的なお雛様姿に変身できます。家族や友人同士で記念撮影を楽しめる人気企画で、旅の思い出づくりにもぴったりです。華やかな座敷雛を背景に撮影できるのも魅力のひとつです。

●夜間開館ライトアップ

期間中の土日祝日には、旧伊藤伝右衛門邸で夜間開館ライトアップが実施されます。庭園全体が幻想的な光に包まれ、竹灯籠や照明演出によって昼間とは異なる幻想世界が広がります。ライトアップされた座敷雛や歴史ある邸宅は写真映えも抜群で、静かな夜の庭園散策をゆったり楽しめます。歴史と灯りが融合した、飯塚ならではの特別な夜を体感できます。


●なぜ飯塚で雛人形?

飯塚というと「炭鉱の町」というイメージを持つ人も多いですが、それは主に明治時代以降に発展した近代の姿。実は飯塚の歴史ははるか古く、遠賀川流域では弥生時代から稲作が行われており、大陸との交流を示す遺跡や出土品も数多く残されています。古代から人と物が行き交う、豊かな文化交流の地として栄えてきました。

江戸時代になると、長崎と小倉を結ぶ長崎街道沿いの宿場町として発展します。現在「シュガーロード」と呼ばれるこの街道は、長崎から伝わった砂糖文化が広まった道として知られ、飯塚宿や内野宿は旅人や商人で賑わいました。和菓子文化もこの往来とともに育まれ、飯塚は交通と文化の要衝として独自の発展を遂げていきます。

そして明治時代以降は筑豊炭田の発展によって全国有数の炭鉱の町として知られるようになりました。つまり飯塚は、「炭鉱の町」という一面だけでは語り尽くせない、古代から続く豊かな歴史を持つ都市なのです。

筑豊炭田の発展においては、炭鉱経営者たちが地域経済を支える存在となっていきますが、その代表格が伊藤伝右衛門で、彼は炭鉱事業で成功を収め、豪壮な邸宅を構えました。現在も残る 旧伊藤伝右衛門邸 は、当時の繁栄を今に伝える象徴的な建物です。広大な庭園や和洋折衷の建築には、筑豊に集まった財力と文化的な豊かさが色濃く表れています。

また、筑豊には「麻生」「貝島」「安川」など炭鉱経営で知られた名家も存在し、学校設立や地域インフラ整備など、地域発展にも大きな役割を果たしました。飯塚は単なる炭鉱の町ではなく、古代から人・物・文化が集まり、その時代ごとに新たな富と文化を育んできた町だと言えます。

古くから人と物が行き交い、商業と文化によって栄えてきた飯塚には、豊かな暮らしの中で受け継がれてきた品々が数多く残されています。なかでも雛人形は、子どもの健やかな成長と幸せを願う家族の想いとともに、大切に守り継がれてきました。

宿場町として栄えた時代には、飯塚宿や内野宿を通じて上方文化や長崎由来の華やかな文化も流入し、暮らしの中に「もてなし」や「晴れの日」を大切にする風習が根付いていきます。さらに、炭鉱で栄えた時代には、財を成した商家や名家が娘の成長を願って立派な雛飾りをあつらえ、代々受け継ぐ文化も育まれたのです。

ぜひ一度ご見学、体験、街歩きにお越しください。

URL:https://www.city.iizuka.lg.jp/soshiki/18/2163.html

会場旧伊藤伝右衛門邸ほか
https://www.kankou-iizuka.jp/denemon/
〒820-0066 福岡県飯塚市幸袋300

■福岡インターから約45分
■八幡インターから約40分
■筑後小郡インターから約50分

※Googleマップの仕様により場所名が異なって表示される可能性があります

入場料/料金

有料

大人310円
小中学生100円

お申込み0948-22-5517
お問い合わせ

飯塚市経済部商工観光課観光係

TEL 0948-22-5517 / FAX 0948-22-6062

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