特集展示「四王寺山の経筒」
「経塚」とは、平安時代後期、「末法」到来と共に仏の教えが衰退するとされた時代に、正しい仏の教えを伝えるために、紙の経典を納入した「経筒」や経文を粘土板に彫って焼いた「瓦経」を副納品と共に土中に埋納した仏教遺跡です。全国的に広がった経塚の中でも、北~中部九州地域は特に経塚造営が盛んであり、主要な山岳霊場には多くの経塚群が営まれました。中でも中心的な存在が「四王寺山」であり、「四王寺山経塚出土」と伝える「経筒」は全国の博物館や資料館、近隣の寺社寺院等に多数存在し、「四王寺山」ブランドとも言える経筒の代表となっています。
本展では、四王寺山ゆかりの経塚出土品を中心に、周辺地域で出土または伝来した資料を交え、北部九州に独特の「経塚文化」の一端を紹介します
第1章:四王寺山の経塚
○四王寺山毘沙門経塚群出土品
・陶製転用経筒(重要文化財:宇美八幡宮所蔵)
・銅製輪積式経筒(重要文化財:宇美八幡宮所蔵)
・銅板式経筒(重要文化財:宇美八幡宮所蔵)
・銅製経筒(重要文化財:宇美八幡宮所蔵)
・滑石製如来形石仏(重要文化財:宇美八幡宮所蔵)
・陶製外容器(重要文化財:宇美八幡宮所蔵)
・紙本妙法蓮華経 一部八巻(重要文化財:宇美八幡宮所蔵)ほか
○四王寺山村上経塚群出土品
・銅製経筒(福岡県立筑紫丘高校所蔵)
・陶製経筒(福岡県立筑紫丘高校所蔵)
・陶製経筒(重要文化財:宇美八幡宮所蔵)ほか
第2章:四王寺山経塚とその周辺
・伝四王寺山経塚出土銅製経筒(個人蔵)
・石垣観音寺経塚群出土品(石垣観音寺所蔵)
・伝霊仙寺経塚群出土品(個人蔵)ほか
関連事業
(1)夕べのギャラリートーク
① 令和8年8月28日(金)16:30~17:30 松川博一
② 令和8年9月25日(金)16:30~17:30 森井啓次
(2)第5回九歴講座
令和8年8月8日(土)13:30~15:30
「糟屋・宇美からみた四王寺山の歴史~大野城築造前夜から近現代まで~」
松尾 尚哉 (宇美町シティプロモーション課)
| 会場 | 九州歴史資料館 https://kyureki.jp 〒838-0106 福岡県小郡市三沢5208-3 西鉄三国が丘駅から約700m/JR原田駅下車、タクシーで約10分 ※Googleマップの仕様により場所名が異なって表示される可能性があります |
|---|---|
| 入場料/料金 |
有料 一般210円(150円) 高大生150円(100円) 中学生以下無料 |
| お申込み | 不要 |
| お問い合わせ |
九州歴史資料館文化財企画推進室 TEL 0942759501 / FAX 0942757834 |
